STATEMENT

属性が固定化されているような事物への疑いが制作の根元になっています。対象や手法には決まりを設けていませんが、建築が建物になる以前の、建築模型が持っている中途半端ながらも生々しい実態無き実体に、ヒントがあると考えます。
風景を構成しているあらゆる事物にもささやかな曖昧さは常に潜んでいて、それらをとりあえず固定化する事で安定を得ているとするならば、それらの曖昧さからとりあえずの固定具を取り外し、再び宙に浮かせてみてはどうか。
その先のにあるであろう主従関係が反転し物事が無効化した状態の想像は、私を恍惚とさせます。

(2017.11.24 更新)